労働日記

働いて感じたことを書きます

20140705 にわかに興がさめました

朝、9時過ぎに起床。最近の土日にしては遅い目覚めだった。
昼、昨日借りてきた風立ちぬを見る。主人公の声が庵野監督で、要するに素人なのだが、
違和感全開だった。他の登場人物がきちんと演技する中淡々と棒読みで喋るので、
とにかく浮くのだ。
病床に伏せる新妻と残された時間を共にしながら戦闘機の開発に打ち込むという、話自体は面白かった。しかし後でWikipediaを見て、主人公堀越二郎には結核で若くして亡くなった嫁などおらず、これは後付けの創作だと知り、にわかに興がさめた。結局映画のスパイスとして、若くて病弱な美女をねじ込みたかっただけじゃないのか?
こんな風に不満点もあるのだけれど、ジブリが描く昭和初期の日本の風景はとても美しく、音楽も相変わらず最高で、主人公の棒読みがなく、Wikipediaさえ見なければ千と千尋の神隠しよりもお気に入りの映画になったかもしれない。
明日は、父が長いだけの映画と酷評していたパシフィックリムを見よう。
夜、餃子の王将に行った後銭湯に入る。これが最近の贅沢コースになりつつある。銭湯はいいが、王将は控えよう。